四柱推命
四柱推命は、年柱・月柱・日柱・時柱の「四柱」に、それぞれ時々の十干の一字(甲、乙、丙、丁…)、十二支(子、丑、寅、卯…)の一字を当て、合計八文字(四柱八字)で運命を読む鑑定方法です。
「四柱推命」というのは日本独自の呼び方で、中国では「子平」「三命」「命学」「命理」「八字(パーツー)」と呼ばれてきました。そのルーツは古く、約3500年~3000年前に栄えた殷の時代の十干・十二支の確立にさかのぼります。後の春秋戦国時代には陰陽五行説を取り入れることにより哲学性が生まれますが、その後も徐々に発展し、唐の時代(618~907年)の李虚中が現在の四柱推命の基を作ったと言われています。しかし、まだ三柱のみで運命を見るものだったため、この時代のものは正確には四柱推命とはいえません。後に、宋の時代(960~1279年)に、さらに一柱を加えて徐子平が四柱(八字)推命の形に整えました。
日本には、江戸中期に伝わり、仙台藩の儒学者桜田虎門が『推命書』という名称で四柱推命のバイブルである『淵海子平』の訳本を出したのが始まりです。その後、日本では数多くの流派による鑑定理論が確立されました。
四柱推命は、「占いの帝王」と呼ばれ、あらゆる事項を正確に占えるということで定評がありますが、鑑定手法が複雑なため、使いこなすのが非常に難しいと言われています。
Offce Ricoでは、鑑定方法に琉球四柱推命を採用しています。この鑑定方法により、運気の流れを従来の四柱推命よりも、よりシャープに知ることができます。また、カルマの理論が取り入れられ、前世のカルマの影響による特定の不運時を知ることができ、現世利益主義であった従来の四柱推命に深みが与えられています。
〈琉球四柱推命について〉
沖縄の四柱推命鑑定家 八島高明(やしまこうめい)氏によって開発された四柱推命理論。
従来の四柱推命から重要性の低い諸要素を取り除き、カルマ・過去世や深層心理学といった新たな要素を取り入れたことにより高い的中率を誇る占術。
琉球四柱推命と一般の四柱推命」の大きな違いは以下の7つになります。
(参照元:琉球四柱推命公式サイト http://www.ryukyuusichuusuimei.net/about.html)
1)「空亡術」を使わない。
2)「特殊星」を使わない。
3)「月支元命論」「地支蔵干論」を使わない。
4)大運の「新しい理論」を採用している。
5)「過去世・カルマ」をリーディングできる「新しい技術」を採用している。
6)「深層心理学」をベースにしている。
7)精度の高い「鑑定ソフト」を使っている。
詳しくは以下のサイトをご参照ください。
・琉球四柱推命本部教室(公式サイト)
http://www.ryukyuusichuusuimei.net/
西洋占星術
西洋占星術は、鑑定する時々において、天空を12分割したサイン(星座)に10個の惑星(正確に言えば、惑星以外もあります)のどれが位置するかにより、その意味を解釈・分析する鑑定手法です。また、星座・惑星とともに出生時刻の東の地平線から分割される12の領域(ハウス)を考慮することより、わたしたちの人生・生活におけるあらゆる具体的な事象を読み解くことが可能です。
西洋占星術のルーツは古く、いつ頃から存在しているのかよく分かっていませんが、古代メソポタミア地方が発祥地であると言われています。現存する最古のホロスコープは、紀元前2600年頃、アッシリア王により収集された、紀元前2767年7月16日のものです。古代において占星術は、天文観測結果と地上の事象と結びつけ国の命運を占う高度な技術でした。
占星術の技術はローマ帝国時代の西洋世界にももたらされたのですが、中世の強権的なカトリック教の支配下においては、弾圧の対象となっていました。15世紀から16世紀のルネッサンス期以降、アラビア世界に温存されていた技術が流入することにより、西洋において新たな発展が始まります。予言者として有名なノストラダムスは、この時代のフランスの占星術家です。
18世紀後半以降の近代科学思想の台頭と産業革命以降においては、西洋占星術は“非科学的な迷信”として時代の波の中に消えようとしていました。しかしながら、第一次と第二次世界大戦の間の先行きが不透明な時代に再び関心が高まり、アラン・レオなどにより、現代占星術の基礎が築かれました。
Offce Ricoでは、現代西洋占星術をベースにしながら、「月」の解釈については最新の「欠損」理論を採用しています。「月の欠損」理論を取り入れることにより、お客様の心の“とらわれ”を把握することができ、取るべき道、避けるべき道を明確に示すことができます。
〈「月の欠損」理論について〉
2019年より、日本の西洋占星術の大家であり、西洋占星術を“意識の学”に高めたマドモアゼル・愛氏の提唱する、「月」の新たな解釈論。
西洋占星術においては、「月」は「太陽」に次ぐ、重要な「惑星」であり、従来、出生時から7歳児に獲得される基本的な能力と考えられてきたが、「月の欠損」理論においては、7歳ぐらいで成長が止まる能力(力の欠損)を示すものであり、心の“とらわれ”を表すものであると解釈する。
「月の欠損」理論について、詳しくはマドモアゼル・愛氏の著作『月の教科書』(ビオマガジン)やYoutube動画をご参照ください。
マドモアゼル・愛 Youtubeチャンネル:https://www.youtube.com/@マドモアゼル愛